~子供の歯を守るために~

歯は乳歯も永久歯も生え始めが
いちばん虫歯になりやすい時期です。

子供の歯が乳歯から永久歯へと適切な時期に生え変わらなければ、将来の歯並びに影響します。
歯・顎の健康な発達のためにも、生え変わりの時期を管理することが大切です。

お子さまの歯科検診や虫歯治療
フッ素塗布やシーラント等の処置
歯磨き指導を行いながら虫歯予防を行います。

また、歯並びの無料相談も行っております。

心配なことやお困り事がありましたらご相談ください。

~フッ素でむし歯予防はじめましょう~

フッ素ってなに?

フッ素とは、歯質を強くしてくれる自然元素のひとつ。
虫歯予防に効果があるとして世界各国で使用されています。

歯は、唾液や歯垢(プラーク)との間でカルシウムの溶け出し(脱灰)と取り込み(再石灰化)を繰り返しています。
フッ素には、この再石灰化を促進して歯質を強化し、一方、酸の産生を抑制することで脱灰を抑制して虫歯を予防する効果があります。

①歯質の強化
フッ素が歯のエナメル質や象牙質に取り込まれて、強い結晶構造をつくることで歯を強くします。

②再石灰化作用の促進
フッ素が虫歯になりかかった部分に取り込まれて、歯の回復(再石灰化)を助けます。

③ミュータンス菌の抑制
フッ素の抗菌力により、虫歯の原因菌のひとつであるミュータンス菌の働きを抑えます。

★プロケア  フッ素塗布

歯科医院で歯のクリーニングを行い、高濃度(9000ppm)のフッ素を塗布してもらう予防法です。
歯ブラシが届きにくく、虫歯の発生しやすい場所にも効果的です。

★セルフケア フッ素入り歯磨き剤・洗口液

虫歯予防には、何よりも毎日の歯磨きがたいせつです。
フッ素入り歯磨き剤を使用し、効果的に虫歯予防をしましょう。

また、歯磨き後や寝る前にフッ素洗口液を使用するとより効果的です。
フッ素洗口は、歯科医師の指導のもと個人で行うホームケアだけでなく、学校・施設単位など集団でも実地されています。

~シーラントでむし歯予防~

シーラント 予防処置

シーラントは虫歯の予防治療です。
奥歯の溝の部分を、レジンを始めとしたプラスチック樹脂で埋めることで奥歯の溝に汚れが着くのを防ぎます。

奥歯は歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすい場所。
埋めてしまうことでそもそも汚れが溜まりにくくなり、虫歯になってしまうのを防ぎます。

また、シーラントにはフッ素が含まれており、副次的な効果で歯質の表面を強化する効果も見込めます。

治療をする場所は、主に生えて間もない6歳臼歯や乳歯の奥歯。
生えたばかりの歯は表面が未成熟で弱いです。

唾液中のカルシウムなどを吸収して強くなっていくので、
その過程で虫歯にならないようにシーラントを施します。

※保険適用の治療です。